このところ、風邪もひかずに元気な私でしたが、先日、レッスンの後、急にお腹の具合が悪くなり、二日ほど寝込んでいました。
最近、姉妹ケンカが絶えなく、ちびっこのいさかいですが、男兄弟しかいない私には思いつかない(男の子はやっぱり単純です。笑)女同士の駆け引きに、内心、ため息でした・・・。
その日は幼稚園のお弁当があったので、だんなにまる投げしようとも思ったのですが、料理が出来ないだんなには、お弁当はハードル高くて頼めず、私も頑張って力つき・・・。いつのまにかまた寝ていました。
はっと気が付き、あ〜やばい。と思っていると、
お姉ちゃんと妹が、ひそひそと、
「かあさん、お腹いたいから、寝かせてあげようね。」
「ごはんはのりごはんでいいかい?」
「うん!」
「いいこだね〜。」
と、お姉ちゃんが妹の支度を全部やってあげて、ケンカの時は絶対負けない妹も素直に姉の話を聞いてます。
「ごめん〜。」とこどもたちに声をかけると、「寝てていいよ〜。」
時々、下の娘がおでこをなでなで、お布団をトントンしにやってきてくれました。
見たい朝の番組が始まると、お布団トントンする手がだんだん強く早くなり、「じゃね!」と去っていく。笑
ケンカの時は、年が離れているのに、譲れないお姉ちゃんの幼さ、欲しいもの、やりたいことは力ずくでなかなか相手を思いやれない妹の強情さに、目が行きがちでしたが・・・・。にょきにょきと伸びていたはずの成長していた部分、見逃していたのも。
こうも体調が悪い時って、自分の思い込みや感じ方のくせまでも取っ払ってくれるのかも。
娘たちの成長っぷりが、しみじみとよい薬になってくれた出来事でした。