やっちまいました・・・・。ガソリンスタンドで給油を終え、久しぶりに洗車でもしようと方向転換したとき、「ガゴゴゴゴ!!」と激しく鈍い嫌な感触・・。はっとミラーをみると、黄色いポールにぶつかっていました・・・。
いつかはやるんじゃないかと思っていましたが、我が家の軽ワゴンの横っ面がへこんで、太い黄色い線が目立っています。
頭の中はとっさに「洗車なんてしようと思ったのが間違いなんだよー。」と後悔の嵐。
しばらくは呆然として、今起こった出来事を客観的に見ることが出来ませんでした。
そのまま買物など用事を済ませながら、ずっと修理代のことや自分の運転技術の甘さについて思いを巡らせていました。
家に帰って夫にシュンとなりながら報告すると、「車だけで良かったでしょ。」という言葉。
そういう風にいわれてもまだ、うーん。でも家計を握る主婦としてはすんごく痛いんだよね。と目先のことを考えている自分がいました。
そしてふと、昔ヨガ仲間が話してくれた「因縁」の話を思い出しました。
彼女が教えてくれた話によると、
因とは「常にしている習慣や癖など」
縁とは「起こった出来事」
「縁」が現れたとき、「因」を省みるチャンスであり、そのことに気付く能力が大切だと、物事をひとつの見方ではなく、広い視野でみる力をつける、気付くことが大切。
ということでした。
今回の車をぶつけた時(縁・起こった出来事)のとっさの私の反応は、困った、がっかり、なんで余計なことをしたのだろう(因・常にしている習慣や癖)
夫の冷静な言葉がなければ、このような心の癖に気がつかずに同じような出来事を繰り返したかもしれません。
傷をつけたドアの後部座席には子どもたちが乗っていて、もしポールでなく、車や人だったら、大事故の当事者になり、子どもたちや相手の人や車も傷つけていたかもしれません。
車を傷つけた原因もよくよく考えてみると、単に運が悪かったのではなく、最近の気忙しさから注意散漫だった自分が見えてきました。
ちょっと時間の余裕がなくなると、目先のことに集中しすぎて周りはみえなくなってくる自分の傾向が
この出来事によく表れていると思いました。
サークルを立ち上げて数週間、その前の準備期間も含めると数ヶ月、張りつめていた緊張が、ちょっと揺るんだせいもあるかもしれません。私の悪い癖を「警告」として知らせてくれた出来事でした。
ヨガのレッスンではいろんなことをいっていますが、会員さんのために組みたてているレッスンも、その時々のテーマは私自身がもっとも必要なことだったりすることに気づきます。
普段の私はこんな風にそそっかしく、ひよっこだなーまだまだだなあーと思うことばかりですが、ヨガやヨガ仲間から教えてもらったこと、生活の中でも生かしていきたいです。