昨日久しぶりに図書館に行ってきました。去年までは娘の習い事のついでに、毎週のように通ってたのに・・・。
図書館や本屋の空間が好きです。その中でもわが町の図書館はとても居心地がよく、広いスペースに木の椅子が並べられ、司書さんたちも優しい方が多い。
下の娘を覚えていてくれ、声をかけてくれます。
今はネットの買い物も便利で、そちらで本を買うことも増えましたが、図書館や本屋の楽しさは、意外な本に遭遇できることではないでしょうか?
ゲルダ・ミューラー 「みえないさんぽ」
この作家さんはまったく初めて知りました。
わが町の図書館は、季節ごとに、図書館ごとに、テーマを持って本を集めて並べてくれます。
これはその中の絵本の一つでした。「雪・冬の生活」で絵本が並べてある中、魅かれた一冊。
物語の主役たちは姿を現さず、言葉もなく、雪の景色の足あとがストーリーを作っていきます。
町の駅から札幌に向かう車窓で、森や林、畑の中の小動物の足あとがみられます。
一直線に走ってきた様子、急に立ち止まって方向転換した様子、「獲物でもみつけたのかな?」とその間、動物たちの動きを想像して楽しんでいます。
冬の間、雪につつまれ、生き物の気配が静かになりますが、足あとを見つけると冬の生き物の秘めた生命力を力強く感じることが出来ます。
この本に巡り合ったのも、今夢中になっているヨガで、ものすごく足の裏を意識するようになったせいもあるのでしょうか・・・。
子供がいないので絵本には縁がないのだけど、この本知ってるかも?子連れヨガの時に見てたのかな〜。
足跡つくのももう少し、雪解けが間近だね♪